環境分析業務

飛騨地区全域を対象にして、排水や河川、プール水の水質測定を行っており、正確で迅速な分析を心掛けています。
排水には、下水道、浄化槽、工場などさまざまな排水がありますが、法律で定められた排水基準を遵守しているかどうか、定期的に測定する必要があります。
特に、下水道や浄化槽の排水については、水質分析の結果を処理施設の水質管理に反映できるように、維持管理会社と緊密な連携を取って業務を行っています。

• 計量証明書

貯水槽の飲料水の水質検査を行います。
特定建築物※では年2回の水質検査が必要です。
特定建築物以外で容量10m³未満の受水槽や、山水・井戸水を使用しているお宅では、年1回程度の自主検査が望ましいとされています。

※ 特定建築物
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館、遊技場、店舗、事務所、学校などの特定用途に利用される部分の面積が、3000m²以上（学校教育法第1条に規定する学校の場合は8000m²以上）の建築物。

当社は、飛騨地方では唯一の温泉成分分析機関として、温泉成分の分析を行っています。
平成19年の温泉法改正により、10年に1回の成分分析が義務付けられています。
また、飲泉の衛生管理に関する検査や、可燃性天然ガスの測定も行っています。

特定建築物のうち、中央管理方式の空調設備を設けている場合に2ヶ月に1回の空気環境測定が義務付けられています。
浮遊粉じん、一酸化炭素、二酸化炭素、温度、相対湿度、気流、ホルムアルデヒドを測定します。

計量証明の対象外とされる、浴槽水、産廃汚泥、肥科、セメント及びセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶出試験など、水だけでなく様々な分析を手掛けています。